民具×米作り体験 植床作り 2024年5月12日

江戸時代や明治時代に実際に使用していた貴重な民具を使って、稲作体験を行う「民具×米作り体験」の2回目「植床作り」が5月12日(日)に開催されました。
植床作りは田植え前の田んぼを整える作業です「代掻き」ともいい、田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業です。
昔ながらの農法で米作りを行うのがコンセプトなので昔は牛や馬に牽引させいた「馬鍬」という大型の鍬を使って耕運します。もちろん、キャンプ場には馬も牛もいないので人間が数人がかりで「馬鍬」を引っ張って耕運していくのですが、協会員の寺内さんは今年も1人で「馬鍬」を引っ張っており、大牛と呼ばれていました。

午後からはかき混ぜた田んぼを平に整地していく作業なのですが、その前に子どもと若手協会員たちのどろりんピックを行いました。複数の競技を行ったのですが、田んぼの中での徒競走では協会員の宮崎さんや奥野さんが田んぼにヘッドスライディングをして飛び込み、身体を張って、参加者の皆さんを笑わせていました。

最後は「田船」と呼ばれる木製の船を曳いて、田んぼを平にしていきます。子どもたちが船の上に乗り、大人が引っ張ります。子どもたちはとても喜んでおり、泥の中の遊覧船のようでした。

田んぼも綺麗に整備されたので、今年も無事、田植えを迎えられそうです。

職員 小野 貴弘(のっち)

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