キャンピィだいとうにある田んぼで昔の民具を使って、米作り体験を行う「民具×米作り体験」の第10回「羽釜&飯ごう炊飯体験」を11月17日(日)に行いました。
「粒粒辛苦」という言葉があり、米の一粒粒は辛く苦しい農作業の結晶であるということからコツコツと努力を重ねて物事を成し遂げる意味で用いられます。 今年は猛暑だった事もあり、文字通り「粒粒辛苦」で育てたお米になります。
参加者は「羽釜」「飯ごう」で炊飯するチームそれぞれに分かれて薪をくべて火起こしから炊飯を行いました。リピーターの方やキャンプ参加者は火起こしも慣れたものですが、初めて火起こしする参加者もいたので、協会員のスタッフが丁寧に説明を行い、どのグループも美味しく炊き上げることが出来ていました。 炊きあがったお米は、ご飯のお供とともに味わいます。4月の種蒔きの時点では初めましてだった参加者同士も今では仲良く囲んで食べている姿が印象的でした。
午後からは「籾摺り」「精米体験」を行い、最後は1年のふりかえりと共に育てたお米のお渡し会を行いました。 例年とは違い、「年間を通しての子ども成長」や「スタッフへの感謝」を伝える参加者が多く、この1年、スタッフとして参加者と関わり続けた協会員の皆の頑張りがしっかり伝わっていたとわかる瞬間でした。
来年は夢の収穫100㎏に向けて頑張ります! 職員 のっち