江戸時代や明治時代に実際に使用していた貴重な民具を使って、稲作体験を行う「民具×米作り体験」の1回目「苗代作り」が4月21日(日)に開催されました。
「民具×米作り体験」は参加者の皆さんに種まきから行っていただき、土つくりや田植えを行い、収穫した米を全員で味わう全10回のプログラムです。
今年は18組46名の大人やご家族の申込があり、そのうち4分の3は新規の参加者でした。今年も多数の協会員の皆さんが参画してくれており、今回はマーベルこと今岡 茉都さんが初めてのディレクターとして事業を運営してくれました。
まずは年間の活動の説明をねこ先生がプロジェクターを使用して行ってくれました。
活動の説明だけでなく、稲作についての豆知識をお伝えくださりました。また、苗代についての講義を講師の溝辺さんが行って下さり、参加者の皆様はとても学びになったとおっしゃっていました。
午前中は田んぼで苗床を作りました。苗床とはこちらも種もみを育苗するためのもので、田んぼの隅に小島を作り、その小島の上に種もみと肥料用の燻炭をまぶします。
午後は稲の苗を育てるために「うるち米」「もち米」の種もみを参加者の皆様にトレイに蒔いていきます。トレイの中心部に蒔かないと種もみ同士が重なり、苗が発育不良になるのですが、加者は皆様は丁寧に蒔いてくれていました。
今から秋の収穫が楽しみです。
のっち
