「米」という字を分解すると「八十八」という文字になりますがこれは収穫までに88回もの手間がかかるということが語源で、収穫までに、いかに除草を行うかで収穫数が変わってきます。キャンピィだいとうにある田んぼで昔の民具を使って、米作り体験を行う「民具×米作り体験」の「カカシ作り&草取り」を9月8日(日)に行いました。台風の影響で急遽、1週遅れでの開催となりましたが、全18組中14組が参加して下さりました。また、協会員のスタッフもPDをやってくださり急遽、駆けつけてくださいました。講義では米作りではお馴染みの講師がカカシの名前の由来が「嗅がし」であること、東北地方には人間がカカシに扮する「ヒド」という文化があるというお話をしてくださり、参加者が真剣に話を聞いていたのが印象的でした。稲穂もだいぶ実がつきはじめているので、草取りをしたのち、参加者の皆様と鳥よけのネットを設置しました。午後からは参加者と豊作を願ってカカシ作りを行いました。カカシ用の竹を切り、自分たちの持ってきた衣服を着せ、わらを詰めて、顔部分をデザインし完成したカカシは、田んぼの畦道に設置しました。参加者は自分たちの作ったカカシとツーショットを撮るなど、喜んでいました。次回はいよいよ稲刈りです。今年はどのくらい収穫があるのか今から楽しみです。